ディズニー映画紹介『ピノキオ』
ゴールデンウィークも終わり、みなさまは楽しいGWを過ごされましたか?
お出かけされたり、おうちでゆっくりされたり、もちろんお仕事だった方もいらっしゃると思います。ニュースなどでも今年はここ数年に比べて少しだけアクティブに楽しまれた様子を見ることができました。
さて今回はゴールデンウィーク中にあった祝日「こどもの日」にちなみ、アメリカでは1940年ですが日本では1952年5月17日に公開されたディズニーの長編アニメーション2作目の『ピノキオ』をご紹介します。
それでは今までリリースされているレアな作品や現在でも発売されている作品をご覧いただきながら物語をおさらいしてみたいと思います。
ピノキオの誕生
こころ優しいおもちゃ職人のゼペットじいさんは、自身が作った木のお人形「ピノキオ」が人間のこどもになりますようにと夜空に輝く星に願います。
みんなが寝静まったころ、妖精のブルー・フェアリーがあらわれてゼペットじいさんの願いを叶え、ピノキオが善い行いをするならばほんとうの人間のこどもにしてあげましょうと、命をあたえます。
こおろぎのジミニー・クリケットは、世間知らずなピノキオが正しい行いをするように「良心」に任命されます。
ピノキオと嘘
命が宿ったピノキオを見てゼペットじいさんは大喜びで普通の人間のこどもと同じように学校に通わせますが、詐欺師の狐ファウルフェローとその子分のギデオンにスターにしてあげるとそそのかされてストロンボリー一座に連れていかれてしまいます。
糸のない操り人形として大人気になったピノキオを座長は家に帰らせず閉じ込めてしまいます。そこへまたブルー・フェアリーがあらわれますが、なぜ捕まったのかを問いかけ、その質問にピノキオが嘘をついてしまうと鼻が伸びてしまいました。ジミニー・クリケットの助言もあり、心を入れ替えると約束し、無事に家に帰してもらいます。
“善い行い”と“悪い行い”
ですがまた、ファウルフェロー達に「遊びの島」に行こうと誘われ、今回は無理やり連れていかれたものの島で過ごすうちに、悪いことは楽しいこととすっかり善い行いから外れてしまいます。
忠告に来たジミニーも怒って帰ろうとしますが、こどもたちがロバに変えられてしまっているのを見て慌ててピノキオを助けに戻ります。しっぽと耳がはえてきたピノキオはジミニーと一緒に家逃げ帰ることができました。
ほんとうの人間の子供に
安心したのもつかの間、ゼペットじいさんは帰ってこないピノキオを探しにでかけ、クジラの王様モンストロに飲み込まれてしまったという手紙がとどきます。それを見たピノキオはすぐさまゼペットじいさんを助けに海に向かいます。
クジラのお腹の中で再会した2人は、ピノキオの知恵と勇気で焚火をしてくしゃみをさせてその勢いで脱出することができました。ですが全力でゼペットじいさんを助けたピノキオは力尽きてしまうのです。
悲しみにくれる中、ブルー・フェアリーは勇敢でやさしい心になったピノキオをゼペットさんの願い通りほんとうの人間のこどもにするのでした。
そしてピノキオの「良心」として立派に役目を務めたジミニーには金の勲章を与えました。
物語から飛び出して
『ピノキオ』の登場人物の中でも原作ではほとんど出番のなかったジミニー・クリケットが映画では非常に重要な役割をしています。
物語の中でもストーリーテラーを務め、まさに「良心」としての役目を全うします。また、『ピノキオ』の映画だけではなく様々なディズニー関連のアイコンとして登場しています。
このように原作では名も無かったキャラクターを魅力あるキャラクターに生まれ変わらせるのもディズニーが長く愛される秘訣かもしれませんね。
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