感動シーン・名場面が蘇る!ディズニー公認アーティストがデザインする「ライオン・キング」のフィギュアたち
ディズニー長編映画 「ライオン・キング」
今回ご紹介するのは、「ライオン・キング」シリーズのフィギュアです。
名作ライオン・キングの様々なフィギュアを、作品を振り返りながらご紹介していきます。
ライオン・キングとは、1994年6月24日に全米で公開された、ディズニーによる32番目の長編アニメーション映画です。
「ライオン・キング」は、 動物たちの王国、プライドランドの偉大な王ムファサとその妻であるサラビの間に、次期王として 生まれた主人公のシンバが、王である父ムファサの亡き後、様々な苦難を乗り越え、冒険の中で ”友情”や”愛”を知り、臆病なライオンから”ライオン・キング”へと成長していく様が描かれた作品 です。
ディズニー作品のなかでも絶大な人気を誇る「ライオン・キング」はなんと、2019年に実写映画が公開されるなど、 時が経った今でも世界中から愛されています。
無邪気なシンバ!! by Britto(ブリット)
ライオン・キングといえば、もちろん主人公のシンバ!
幼い時のシンバの、無邪気で純粋な可愛らしさはなんとも言えません。
こちらのフィギュアは、リオオリンピックの公式デザイナーも勤めたことがある、とても有名な、現代ポップアーティストの”ロメロ・ブリット”が手掛けた作品になります。
1番の特徴は作品の”明るさ”!
様々な色や独特の模様が広がる彼の作品は、幼く無邪気なシンバを色鮮やかに、明るく、とても元気な姿で現しています。
そんなシンバに、不幸な出来事が…
叔父であり、不幸の元凶「スカー」by Disney Traditions(ディズニートラディション)
スカーは、王であるムファサの弟で、シンバの叔父です。 その見た目は、他のライオンとは違う、黒いたてがみ、鋭い目、ディズニーヴィランにしか出せな い、妖艶な雰囲気が漂っています。
こちらの作品は、フォークアーティストの”ジム・ショア”が手掛けるDisney Traditionsというシリーズのフィギュアです。
素材は合成樹脂で出来ていて、色は一つ一つ手彩色で塗られ、マッドを使用しているため光沢が 無く、アンティーク風の仕上がりになっています。
まさに悪の王として君臨しているスカー。
ヴィランならではの色気もしっかり表現されています!
背中の所にはハイエナの、シェンジ、アジジ、カマリも描かれているので、ライオン・キングの悪役がこの作品に集結しています。
スカーは自身が王位に就くため、ムファサとシンバを罠にはめて、兄であり王であるムファサの命を奪い、その罪をシンバに擦りつけ、シンバをプライドランドから追放してしまいます。
故郷を追放されてしまったシンバは一人孤独に彷徨い、砂漠の真ん中で倒れてしまいます。
友情の始まり! by Disney Traditions(ディズニートラディション)
砂漠に倒れこむシンバを、陽気な二人組が発見します!お調子者のミーアキャット「ティモン」 と、心優しいイボイノシシ「プンバァ」です!
こちらも、スカーと同じDisney Traditionsシリーズの作品です。
下からプンバァ、
シンバ、
ティモン、ザズー
の順番で、まるでタワーのように構成されていて、 それぞれのキャラクターの特徴が、細部まで細かくデザインされています。
ライオンと友達になれば自分たちを守ってくれるのではないかと思いつくティモンとプンバァは、 寝ているシンバを起こして、距離を縮めようとします。
しかし、父ムファサの死と、故郷から追放されたショックで、シンバはその場を立ち去ろうとします。 そんな姿を見かねたティモンとプンバァは、落ち込んでいるシンバに”ある言葉”を授けます。
♪ハクナ・マタタ♪ by Disney Traditions(ディズニートラディション)
♪ハクナ・マタタ♪ ハクナ・マタタとは、ティモンとプンバァの合言葉でモットーです!
意味は、スワヒリ語で「くよくよするな」 三人でハクナ・マタタ歌っているシーンは、何度も見返したくなってしまうほど、名シーン中の名シーンですね。そんなハクナ・マタタの”あのシーン”もなんと、フィギュアで再現されています。
ライオン・キングの中では、このシーンが1番好きだという方も多いのではないでしょうか。
人気なシーンでもありますが、三人で楽しく歌いながら丸太を渡るこのシーンは、シンバが子供 から大人に変わる大事なシーンでもあります。
そしてこのフィギュアでも、シンバは子供から大人へと成長します!
なんとこの作品は、シンバの足元の丸太が”マグネット”になっているため、取り外しが可能になっ ています!
お好きな時に、子供のシンバ、大人のシンバ、お好きな方に変える事が出来ます!
お部屋や、置く場所によって変えてみても素敵かもしれませんね。
幼馴染との再会 by Disney Traditions(ディズニートラディション)
ティモン、プンバァと共に、気楽で楽しい生活を送りながら成長していく事で、傷ついた心は少しずつ癒されていきますが、それでもまだ過去を引きずったままのシンバ。
そんな中、ある日プンバァがカブトムシを捕まえようと追っかけていると、草むらからメスライオンが飛び出してきます。メスライオンに追い詰められ、絶体絶命のティモンとプンバァの前にシンバが現れて、二人を助けます。
シンバは取っ組み合いの中で、そのメスライオンが幼馴染の「ナラ」だということに気づき、二人は再会を喜びます!
小さい頃はいつも一緒に遊んでいたシンバとナラ。
しかしその後、シンバがプライドを追放され、 二人が会うことはありませんでした。
そんなナラとの偶然の再会により、初めてシンバに”愛”が生まれたこのシーン。
この作品の一番の特徴は、やはり、二人の”穏やかな表情”。
まるで、テーマである”愛”が、具現化されたかのようなこの作品には、本当に胸を打たれます。
再会を喜んでいるのもつかの間、シンバはナラから、故郷のプライドランドはスカーが王位に就き、ハイエナと手を組んだせいで、他の動物はいなくなり、食料がなく、飢餓状態であるという事実を聞かされます。
ナラはシンバに助けを求めますが、シンバは自分には戻る資格がないと、ナラの頼みを断ってしまいます。
謎のヒヒ by Disney Traditions(ディズニートラディション)
ナラと別れたあと、落ち込んでいるシンバの前に、老人のヒヒ「ラフィキ」が現れます。
ラフィキは、シンバが死んでいたものと思っていたのですが、実は生きていて、大人に成長している事を知り、シンバに会いに来ました!
プライドランドに古くから住むラフィキは、王国の祈祷師のような役割を担っています。
集中し、祈りを捧げているかのようなこのシーンは、シンバの導き手としての貫禄が漂っています。
この作品はサイズも小さく、色合いも特に落ち着いているため、単体ではもちろん、他のライオ ン・キングのフィギュアと並べて置いても、素敵に映ると思います。
そんなラフィキは、謎の歌を歌いながら、シンバをある場所へと導きます。
父の幻 by Disney Traditions(ディズニートラディション)
ラフィキに導かれた場所にたどり着くと、なんと空にはシンバの父である”ムファサの幻”が浮かび上がります。
こちらはムファサの幻がシンバを導く大切なシーン。 シンバはこのシーンで”心の成長”を遂げ、故郷へ戻り、みんなを救う決意をします。
この作品は、全体が本の形状をしていて、本のタイトルには「THE LION KING」と書かれています。
このシーンが、物語の大切な1ページである事を表現している、一風変わったアーティスティックな作品なのです。
ラフィキと父ムファサに導かれたシンバは、新しい仲間と共に故郷へ戻り、荒廃してしまったプライドランドで、父の仇であるスカーと最後の戦いを繰り広げます。
”愛”や”友情”を知り、本当の意味で成長したシンバは、激しい争いの末、見事スカーに勝利します!
そしてシンバが、崖の上で高らかな雄叫びを上げると、ライオンたち、そしていなくなってしまったはずの別の動物たちが姿を現し、まるで返事をするかのようにみんなが雄叫びを上げ、 プライドランドに新たな”ライオン・キング”が誕生します!
サークル・オブ・ライフ by Diney Traditions(ディズニートラディション)
ライオン・キングでは愛や友情の他に”サークル・オブ・ライフ”(めぐる命)という壮大なテー マを持っています。
こちらは二人で遊ぶシンバとムファサ。仲のいい二人の、素敵な親子関係が伺えるフィギュアです。
ムファサは幼少期のシンバに次期王として、サークル・オブ・ライフ、目に見える全てのものが、 生命のバランスに結びついていることを理解し、全ての生き物に敬意を持つことの大事さを教え ているシーンがあります。
ライオン・キングは、人間だけではなく、動物や、全ての生き物を対象とした内容の映画です。
今回は、そんなライオン・キングを、ディズニー公認のアーティストが彩った素敵なフィギュアをご紹介いたしました。
あなたのお好きなライオン・キングのワンシーンを、是非ご自宅に飾ってみてはいかがでしょう か?