ファンを魅了する最高のディズニーフィギュア[WDCC](ウォルト・ディズニー・クラシック・コレクション)
WDCC(ウォルト・ディズニー・クラシック・コレクション)とは?
カリフォルニア州にあるウォルト・ディズニー・スタジオで作られた陶器製のフィギュア、WDCC(ウォルト・ディズニー・クラシック・コレクション)。
WDCCは、ディズニースタジオのアーティストが映画の数々の名場面を再度スケッチし、考察を重ね、忠実に生き生きと精巧につくりあげた作品です。
作品は何回も色付け焼き入れを繰り返し丁寧に仕上げられます。また、作品の一部にはクリスタルや金属が使われている作品もあります。
作品には作品証明書が添付されておりクリエイティブディレクターのDave Pachecoのサインが入っています。
1992年から制作され続けた作品も残念なことに2012年には全て生産終了となってしまいました。※現在はレア作品としてお探しのご依頼を承っております。詳しくは各店舗のスタッフまでお問合せください。
ウォルト・ディズニー・クラシックソサエティー
1993年からはWDCS ウォルト・ディズニー・クラシックソサエティーというメンバーズが発足されました。但し日本でメンバーズに登録できたのは2000年からでした。
メンバーズに登録するにはメンバーズキットを購入しなければなりません。メンバーズキットにはフィギュアが付いています。また、年数回の情報誌が送られてきました。
1993年の最初のメンバーズフィギュアはジミニー・クリケットでした。
ジミニー・クリケットはWDCCのメインキャラクターとなっています。
ジミニー・クリケットだけはメンバーズ発足10周年の2003年にメンバーズキットのフィギュアに再度登場しました。
日本での登録が可能になった2000年は「Thru the Mirror」のミッキーでした。
メンバーズになるとメンバーだけが購入出来る商品の購入権利が与えられます。
さらに、継続年数によって購入できる特別な作品もありました。
5年継続
10年継続
15年継続
メンバー限定商品の中にも色々なシリーズがあります。
Animator’s Choice (アニメーターズ・チョイス)
ディズニーのアニメーターの代表作品を選び作品にしています。
作品の底面にAnimator’s Choice のバックスタンプが付けられています。
例えばアニメーターFrank Thomasの代表的キャラクターと言えばピノキオです。
Member Only Ornament
メンバー限定のオーナメント。
オーナメントの中にはフィギュアだけではなくプレートタイプの作品も発売されました。小さめの作品なので場所を取らずに気軽に飾って頂けるシリーズです。
Villains Series(ヴィランズ・シリーズ)
ディズニー映画の悪役と言われているキャラクターをメインにしたシリーズです。
ディズニー映画には悪役も無くてはならない存在となっています。
風さえも感じさせるマントの広がりは陶器とは思えない出来栄えです。
Of Dreams & Magic
言葉の通り魔法を感じさせる作品のシリーズで紹介したアリスとキャタピラーの他にシンデレラとフェアリーゴットマザーやアラジン、アブーとマジックカーペットなどの作品が含まれています。
メンバーじゃなくても購入可能なフィギュア
もちろんメンバーにならなくても購入は可能です!
メンバー限定以外にも色々なシリーズが作られています。 主にOpen EditionとLimited Editionに分ける事ができます。
Limited Editionには下記のようなシリーズがございます。
Signature Series(シグネチャー・シリーズ)
映画の一場面を忠実に再現し、作品ひとつで世界観を表しています。
他の作品に比べサイズも大きな作品となっています。
作品は2000年から2009年まで一年に1作品発売されました。
最初に発売されたのは白雪姫が小人達にスープを作ってみんなで飲んでいるシーンでした。
限定数は白雪姫の公開年と同じ1937個!
ワイワイと賑やかな声が聞こえてくるような食事シーン、小人達の表情も豊かに作られています。
Gold Circle Exclusives(年度限定or数量限定作品)
ディズニーから販売優良店と評価されたお店のみに販売が許可された作品です。
最初の作品は1997年のドナルドでした。
Event Pieces(期間限定・数量限定)
期間を区切り行われたイベント用に作られた作品です。
初回は1994年3月31日から8月31日までのファンタジアのキューピットでした。イベントによっては2日間だけとかなり短い期間の時もありました。
イベント作品は2011年まで続きました。
Open Edition
発売個数に制限を設けていない作品です。
ひとつの作品が数年にわたって制作されています。
WDCCの底面には作品によって限定数や記念作品を表すバックスタンプが印字されている場合がありますが、それだけでなく作品が何年に制作されたかが分かるようにマークが刻印されています。 マークはディズニーに関連したものが選ばれています。
名作からマニアックな作品まで! フィギュアになったディズニーキャラクターたち
WDCCで作られるキャラクター達は、1937年に公開された白雪姫をはじめとした「クラシック」と言われる作品のみならず、短編作品やピクサー作品やパークのアトラクションにちなんだものなど多岐にわたっています。
中には、この作品もフィギュアにしたのかと驚く作品もあると思います。
WDCCの素晴らしいところは、1体1体が精巧に作られているので、1体でも素敵な作品ですが、さらに集めて頂ければ映画の1場面を再現できるところです!
1体ずつ集めていくのは大変ですが、時間をかけて場面が出来上がっていくのも楽しみのひとつですね。
WDCC豆知識
作品の中には制作の過程で改良されたものもあり、更に貴重となっている作品もあります。
例えば、1992年に作られたBambiのField Mouseは、葉の雫に手が触れていませんでしたが、残念んあがら多くの破損が出てしまった為、雫に手を触れた作品に変更されたと言われています。なので、葉に触れていない作品は貴重です!
他にも、リトルマーメードのアリエルの尾ひれが、光沢のあるタイプと無いタイプが発売されたこともあり、楽しい発見があります。
2012年に全て生産終了になってしまった為、なかなか作品を目にする機会が無くなってしまいましたが、作品を見て頂ければその作品の素晴らしさを感じて頂けることと思います。
是非、WDCCに出会って気に入って頂けた暁には、チャンスを逃さずコレクションにどうぞ仲間入りさせてください♪